2015年12月26日

仕事ってのはみんな、
誰かのためになっていると思う。

誰かが幸せになり、
誰かが生きやすくなり、
誰かが助かっている。

でも、それを直接感じられる仕事は
もしかしたら少ないのかもしれません。

今日のぼくらの仕事が
どこで誰の為になっているのか
分からないかもしれないけれど、
どっかで誰かが笑顔になってると信じて、
どっかで誰かが喜んで、助かって、
幸せを感じてくれてると信じて、
明日も頑張ろう。

結果はすぐには出ないものらしい。

ずっとずっと頑張って、
やっと、ほんの少しだけ、
自分のやってきたことの意味が
見えるものかもしれません。

それがいつになるかは分からないけれど、
それを信じて、
信じることの為に頑張るのって
なんか良くね^^?

疲れたらまた星を見れば良い。
きっとその繰り返しなんだろう・・・☆

2015年12月9日

町に霧が立ち込める頃、
間もなく列車がやって来ます。

暗闇に目が慣れた頃、
霧が辺りを覆いつくし
遠くから車輪の音が聞こえてきたら
空を見上げてみて下さい。

そこにはきっと満天の星空。

ぼくらはいつの間にか列車の窓から外を眺め
星の海を渡るのです。

今夜あなたの街で星は見えますか?

もう少し待っててね。
今迎えに行くから。

未来が今
あなたに向かって
走っているから。

優しい未来が
あなたの元へ
迎えに行くから。。。☆

2015年12月5日

この列車が好きで、
何度も何度も見に来たよ。

窓から見える景色が好きで
何度も何度も乗ったよね。

あの時見た星たちは
今夜はどこの空にいるのだろう。

窓から見えたあの川は
本当は星の集まりだと言ってたね。

車輪が水しぶきを散らし、
遠くにはくちょうを追いかけながら
一生懸命走ったね。

ぼくは座席に身を任せ
行き先も決めず、
ただただ星を眺めてた。

だけど、これからは
ぼくが列車を走らせる。

自分の列車を走らせる。

今度は次の人を乗せてあげてね。
その人の心を救ってあげてね。

ぼくも、この星で、
誰かを助けてあげられるよう、
これからは、
自分の列車を走らせる☆

2015年11月21日

間もなく2番乗り場から列車が発車いたします。

この列車は25:32発、シリウス行き。
途中オリオンのベルトに停車致します。

町が暗くなりかけた頃、
星達がお空からやってきて
ぼく達に綺麗な姿を見せてくれる。

その明かりはぼくらの心を照らし
まるで自分が星のステージに立ったように、
自分だけの心に明かりを照らしてくれてるように、
ぼくらの事を見つめるのです。

ぼくらは星の明かりに包まれて
自分のステージをゆっくり歩き、踊り、
楽しい時間を過ごすのです。

一緒に踊ってくれませんか?

一つの星が話しかけてきた。

辺りを見渡すと
順番を待ってる星たちがたくさんいる。

こんなにみんなが慕ってくれる。

毎日毎日苦しいけれど、
青空の向こうに星の姿は見えないけれど、
星達は、青空の影からぼくらの姿を見ているんだね。

町が暗くなりかけた頃、
星達が空からやってきて
ぼく達に綺麗な姿を見せてくれる。

今夜、一緒に踊りませんか?
そう言ってもらえるよう、明日も頑張ろう。

2015年11月19日

星と星を線で結んで
ぼくらだけの星座を作ろう。

あなたは何を作るのかな?

ぼくは列車を作るんだ。
そしてあなたの心に届くよう
一生懸命走らせる。

今夜は月が明るいから
あなたの顔も良く見える。

今は笑っているんだね。
さっきまで、
あんなに泣いていたのにね。。。

2015年11月17日

今日もいっぱい笑ったね。
今日もいっぱい頑張ったね。

今日もいっぱい、涙をがまんしたね。

悔しい気持ちや寂しい気持ち、
肩から下ろすと楽にはなるけど、
あなたは今夜も、下ろさないのだろう。

人の荷物まで自分で持って、
人の悲しみまで自分で抱えて、
歩けないくらい重たいくせに、
もう一つ、拾おうとしている。

だから、みんながあなたを放っておけないんだ。

みんなあなたの事が好きなんだ。

見ただけでは分からないけれど、
ちょっと声を聞くと、
肩の荷物が見えるんだ。

どこへ届けるつもりなの?
星まで持っていくつもり?

今日もいっぱい笑ったね。
今日もいっぱい頑張ったね。

肩の荷物が重いから、
ひとつ持ってほしいって、
言ってくれると嬉しいな。

2015年11月14日

間もなく1番乗り場から列車が発車いたします。
この列車はビーナス(金星)行き。
月明かりを眺めながら走行いたします。

月が明るい夜は
星達が夜空へ帰っていきます。

でも、月がどんなに明るくても
その場に輝き続ける星があります。

オリオン座、おおいぬ座、ふたご座・・・
みんな一生懸命、輝いているんだね。

誰かのために輝くわけではないけれど、
その姿を見た僕たちは
心躍らせ、思いを馳せ、
そして癒される。

今夜も誰かが、あの星を見てるのかな。。。
そして心の涙を拭くのかな。。。

終点金星ではオリオン行きに乗り換えましょう。

今夜も輝く星達を
ぼくらも探しに行きましょう。。。☆

2015年11月6日

心が寂しい時にはね
誰かに会いたくなるんだね。

心が悲しい時にはね、
ひとりで泣きたくなるんだね。

今夜あなたの心は
どんな気持ちでいるのかな。

自分の心に向き合おう。
ぼくらの心は頑張ってるよ。

ぼくらが気づいていないほど
ぼくらの心は頑張ってるよ。

深夜0時を回る頃
音もなく走り出す写真と言葉の不定期便。
今夜は天の川へ向かいましょう。

日没後のわずかな時間に
今でも夏の天の川を見ることが出来ます。

今夜あなたの心は、
どんな気持ちでいるのかな。。。☆

2015年10月21日

病気から復活した頃は
生きてるだけで幸せだった。

他には何もいらなかった。

歩けるようになったとき、
歩けることが幸せだった。

他には何もいらなかった。

こうやって少しずつ元気になって、
生きることも歩くことにも慣れてくると
次の物が欲しくなった。

でも、それは、
初心を忘れたわけでもなく、
感謝を忘れたわけでもなく、
次のステージに上がれたって事だと思う。

元気になり、自分のしたいことができるようになたなら、
もう少し上を目指そう。

僕らにはそうする責任がある。

一番いけないのは、
出来るのに、やらないこと。
やろうとしないこと。

歩けるようになったなら
走れるように頑張ろう。
走れるようになったなら
跳べるように頑張ろう。

そうじゃなきゃ、
歩けなかった頃の自分に申し訳ない。

一番いけないのは、
歩けるのに歩かないこと。
歩こうとしないこと。

元気になり、自分のしたいことができるようになたなら、
もう少し上を目指そう。

きっともうすぐ、
そうぜずにはいられなくなるだろう。

2015年10月16日

心を育てよう。

それは子供たちに限ったことではなく
いくつになっても言えること。

欲しい物の為に頑張ろう。
楽しみを作り、準備しよう。
会いたい人に会いに行こう。

それらが心を育て、
人生を豊かにしてくれる。

僕らはまだまだ成長するよ。

頑張るのではない。
こうやって頑張れることが幸せな事なんだ。

2015年10月12日

「この席、いいかしら。」

いつも遠くに座る人が
僕に話しかけてきた。

「今夜は人が多いわね。」

向こうの席も空いてるのにな。。。

「今は毎日
幸せに暮らしてる。
でも、時々あの頃の事を思い出す。
そんな顔してる。」

何の事?
どうしてそんなこと言うの?

「誰かに聞いて欲しいけど
その事だけは言えないんだね。
5分も経つと
すぐに忘れる術を身に付けた。
だけど記憶から消えることはない。
またいつか思い出す。
それが怖くて今夜も星を見る。

溜めてはだめだよ。
でも、吐き出してもだめ。

上手に、上手に、流して行くの。

それはとても難しい事。
でもね、2つだけ、方法がある。

ひとつはこの列車に乗って星を見る。

もうひとつは・・・

きっともうすぐ気が付くよ。

気付かないうちにそうなってるよ。

気付かない事が、
気付かずにそうなってる事が、
一番幸せなのかもね。。。」

2015年11月8日

一緒に星を見に行こう。

今までは
ひとりで星を見ていたけれど
これからは
あなたと一緒に見たいんだ。

星の話を聞かせてあげるよ。
だから、あなたの事を聞かせてほしい。

今までとは違う星が見えるかな。
今までとは違った気持ちで見えるかな。

一緒に星を見に行こう。

思ってるだけじゃ・・・、届かないよね。。。

2015年10月8日

霧が出てきたね。
もうすぐ星も見えなくなるよ。

今夜は何をしているの?
今は何を見ているの?
あなたはいま、どこで何をしているの?

あなたの姿も霧の中。
わたしの心も霧の中。

つかめそうで、手が届かない。
見えそうだけど、また隠れてしまったね。

見えないほうがいいのかな。
そのほうが、見えたとき
もっと嬉しくなるのかな。

ちょうど星が見えたときのように。

霧の向こうに行ってみたい。
あなたの姿を見てみたい。

いつになったら会えるかな。。。☆

2015年10月6日

あの頃みた夢を
忘れかけてたよ。

ほんとに永く休んだから、
歩き方も忘れてるけれど、
でもみんな最初は一歩目から始まるんだろう。

だから、今日は一歩進むんだ。

また失敗しても、
きっとその方が楽しいよ。

まずはこの列車に乗って出かけよう。
星達の歌を聴きに行こう。

あの頃見た、
夢の続きを見に行こう・・・☆

2015年9月25日

『小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて』

それは恐らく北極星。
ぐるぐる回る星たちの中心の星。
こぐまのしっぽの先の星。

めぐる星たちの基準になる星。
僕たちの道しるべ。

道に迷ったとき、
心のめぐりのめあてを探しに行こう。

その場所は誰も教えてくれないかもしれない。
自分で気付かなければいけないのかもしれない。

でも、その星に気付いたとき、
いろんなことが分かるんだ。

ほんとはみんなが教えてくれていたこと。
ほんとはすぐ近くにあったこと。

ほんとは、ずっと前から
心の中にあったこと。

その星に気付いたとき、
いろんなことが分かるんだ。

あなたがずっとそばに
いてくれてたこと。

2015年6月22日

蛍は星の照る虫。
星のように輝いては消えていく。

蛍は星の垂(た)る虫。
きっと星が地上に降りて来たんだね。
蛍は星を追う虫。
僕らの悲しみは星の中に消えていくけど
蛍は明かりは悲しそうに星を追う。

柔らかくて、優しくて、心洗われる光。
まるで僕らの寂しさを
吸いとってるみたい。

僕らが抱えた悲しみを
星に届けようとしているのかな。。。

2015年6月21日

『乗車券を拝見します。』
車掌さんが来てくれた。

昨日も切符を見たのにね。
明日も切符を見るのかな。

次の停車駅はさそり座アンタレス。
右手に土星を眺めながら走行しています。

車掌さんが座席を変更してくれた。
窓から土星が見えるんだって。

車掌さんったらね、
ぼくが泣いてる時だけやってくる。

だからきっと、僕のこと、
いつも泣いてると思ってる。

だけど何も聞かないんだ。
行き先の話しと
星が見える話だけして行ってしまう。

だけど一度だけ教えてくれた。
この星は、ひとりじゃなきゃ、見えないんだって。
みんなと一緒に見る星は
こんな風には見えないんだって。

だから一人でいる時間も大事なんだって。

一人でいることを怖がらないで。
明日が見えなくても不安にならないで。

ひとりじゃなきゃ見えない物がある。
ひとりでいなきゃ分からない事がある。

だから今しか見えないものを大事にしてほしい。

そう教えてくれたんだ。

2015年6月19日

右に見えるのは街の明かり
左に見えるのは漁船の明かり

少し霧が出てきたね。
今夜は星は見えないよ。

空に霧が掛かった夜は
そこに列車が走ってるんだ。

寂しい人や泣いてる人をたくさん乗せて
星を目指して走ってるんだ。

列車が来たら起こして上げる。
だからそれまで寝ててもいいよ。

もしも眠れないのなら
列車が来るまで一緒にいよう。

ずっと一緒にいてあげるから
街の灯りを見ていよう。

街が霧に包まれる頃
もうすぐ列車がやってくる。

今夜は僕も乗ろうかな。
はくちょう座まで付き合うよ☆

2015年6月17日

星がたくさん集まる場所と
星が少ない場所がある。

きっと寂しい星たちは
あそこに集まっているんだね。
もっと寂しい星たちは
今夜はひとりでいるんだね。

もし、この中のどれかひとつでも無かったなら、
何かが違っていたのかな。。。

明日の事が見えたなら
少しは楽になれるかな。。。

分からないことと、見えないことが、
僕らの周りにいっぱいある。

星の声が聞きたいな。
あなたの声が聞きたいな。

2015年6月13日

永い永いトンネルを抜け、
やっと出てきたこの場所は
とても広くとてもまぶしく
幸せに包まれた場所でした。

病気を克服し、生きてるだけで満足な私でしたが
満足ゆえに次の行き先を探すのを忘れていました。

これでは駄目だと気付いた時に
ずっと前からいろんな人が
私に声をかけてくれていたことに気がついた。

悩みは生きる力を育ててくれる。
育った力は勇気と希望と仲間の力を得たときに
次の行き先を探し出す。

心が前を向いたとき、
自分に力が備わっていれば
以前より少しだけ強く生きられるんだろう。

熟田津(にきたつ)に、船乗りせむと、月待てば、
潮もかなひぬ、今は漕ぎ出でな

昔の人は詠ったよ。
月も出た、潮の流れも良くなった。
今こそ舟を出す時だ。

それはまるで今夜の僕らに語りかけているよう。

この町で、次の行き先探さむと
月もかなひぬ、今こそ出発進行☆

今夜、悩みの中にいるみんな。
焦ることは無いと思います。
今はその場にいてもいいのです。
ゆっくりゆっくり休んだら、
いつか列車が迎えに来るから。

心に力が備わった時
月の明かりが迎えに来るから。

あなたの周りの人たちが
いつでも君を待ってるよ。。。☆

2015年6月12日

夏の夜は まだ宵(よひ)ながら 明けぬるを
雲のいづこに 月宿(やど)るらむ
清原深養父

夏の夜は まだ宵(よひ)ながら 月出づる
サソリいづこに 星宿るらむ
星鉄

やっと暗くなった夏の夜、
まだしばらく星を楽しめると思っていたら
月が出てきてしまいました。
月明かりで見えなくなったサソリの星は
今はどのあたりに宿をとっているのか。。。

赤い星は心惹かれます。
サソリの心臓アンタレス。
天の川を連れてくる星。
私の好きな星のひとつです。

2015年6月11日

写真を撮り始めた頃は、
メッセージ性のある写真を撮りたいと思っていて、
自分の写真で誰かの心が動いてくれたら。。。って思いながら撮ってました。

それがいつの間にか撮ることに義務感を感じるようになり
なんだか楽しめなくなってきた。

だけど、当時自分がとった写真を見ると
胸がじゅわーっとしてくるんです。

僕の写真を見ていた人も
同じ気持ちになってくれてたのかな?

これから、新しい写真を撮っていくよ。
どんな世界が待ってるか分からないけれど、
新しい世界に進んでみるよ。

いくつか試してみたけれど
上手くいかなかったけれど、
ここで負けずにもうちょっと頑張って、
新しい世界に進んでみるよ。

さそり座も応援してくれてるね。
月も、若桜鉄道の列車の軌跡も、
この世界も大事にしつつ、
新しい世界を見つけに行くよ。

応援してくださる皆さんに感謝です。

まだ見ぬ、未知の世界へ、出発進行☆

2015年6月10日

ここまでよく頑張ってきたね。

何事も続けることはたいせつだけど、
今夜は少し休もうよ。

頑張っても頑張ってもうまくいかないのなら
ここで少し休もうよ。

良い結果にならなくても、
やること全部やりきったなら
今夜はここで休もうよ。

僕はね、諦めるのは悪いことではないと思う。
ただ続ければ良いってものでもないし、
違う道だってあるかもしれない。

心の力を抜いてみよう。

お月様が出てきたよ。
星達と光の強さのきょうそうだ。

暗い星たちは消えていく。

でもね、さそり座も、おとめ座も北極星も、
みんな負けずに頑張っている。

ここで少し休んだら、
心が元気になったなら、
そのときやり残したことを見つけたら、
もう一度がんばってみよう。

たぶん、生きてる間、
ずっとそれを繰り返すんだろう。。。☆

心の力を抜いたとき、
新しい道が見えてくる。

今まで頑張ってきた人にだけ、
新しい道は見えてくる。

2015年6月5日

悩みが多いときほど
星がたくさん見えるのです。

ひとつ悩みが消えるとね、
星がひとつ消えるんだ。

ひとつ悲しみが消えるとね、
星がもうひとつ消えるんだ。

星の数を数えるうちに
僕らの心は元気になって
いつの間にか、僕らは明日の自分を見てるんだ。

その時はもう、星は見えてないんだね。
前だけ向いているからね。

つまづいたらまた星を見ればいい。

みんなそれを繰り返すんだ。

2015年6月3日

写真を撮ってて分かったこと。

悩みの無い人なんていないということ。
心が成長するにつれて悩みも大きくなっていくこと。

星を見ていて分かったこと。

星達がほんの少しだけ悩みを消してくれること。

悩みの無い世界というのは
それは自分の心を閉ざし
喜びも悲しみも、笑顔も涙もない世界のこと。

たくさん悩んでたくさん泣いて、
たくさん笑って幸せになろう。

2015年6月2日

今夜は月が明るいね。
小さな星が見えなくなるね。

今まで興味が無かった星座たちが
この頃は気になりはじめています。

そんなところにいたんだね。
そんな形をしていたんだね。

ずっと傍にいてくれたのに、
僕の事を見てくれてたのに、
僕は気付いてあげられなかった。

自分の事で精一杯だったかな。
少し心に余裕が出てきたのかな。

今夜は月が明るいね。
小さな星は見えなくなるね。

お陰で星座を見つけやすいね。。。☆

2015年5月28日

この中に星座をいくつ見つけられるかな?

おおぐま座にこぐま座、
しし座に、かに座もまだ見えてるね。

オリオンは西の空に帰ったよ。

こうやって星をひとつ、またひとつと数えているうち
空はゆっくりゆっくり動くんだ。

北の柄杓は少しずつ向きを変え、
東の空にはさそりの声が聞こえてくるよ。

昨日と何も変わらなくても
何かが少し変わってる。

見た目に変化は無いようで、
何かが少し変わってる。

その変化はある日突然気付くんだ。
ある時急に変わるんだ。

ちょうど、天の川が見え始めるように。。。

ちょうど、あなたの未来が開けるように。。。

今はまだ、その準備をしてる時なんだ。

星たちは、ゆっくりゆっくり動くんだ。。。☆

2015年5月26日

いつの頃だったかな。
ここでよく星を見ていたよ。

あの頃ぼくは真っ暗な世界に生きていた。
でもここだけは、
ぼくがぼくでいられたよ。

この列車に乗って星を見て
明日の事も昨日の事も考えず、
優しい気持ちに包まれていた。

星たちが星座の話を聞かせてくれるんだ。
列車は旅の話を聞かせてくれる。

今夜は誰か乗っているのかな?
あの星を、どんな気持ちで見ているのかな。

乗客は代わっても、
今夜も走り続けるんだね。

何年も、何年も、
星が輝き続けるまで。

何年も、何年も、
人の悩みが消えるまで。。。☆

2015年5月22日

この方角で
星座を探すのは難しいね。

あの星とあの星を結べば、北斗七星。
おおぐま座のしっぽだね。

しっぽの先は見えないよ。

こっちは小さなこぐまもいるね。

視界には既に入っている。
でも、言われるまで気がつかない。

答えは目の前にあるんだけれど、
自分ではなかなか見つけられないんだ。

だから一生懸命探すんだ。

あなたの事を探すんだ。

明日の自分を探すんだ。

2015年5月21日

頑張る時と、休む時。

上手く使い分けていますか?

頑張りすぎはダメですよ。

休みすぎも、ダメですよ。

こうやって、静かに星を見ていると、
あの頃、頑張ってたなと思い出す。

ちょっと頑張りすぎだった。
僕の心が悲鳴を上げたんだ。

そして今、
こうやって、静かに星を見ていると、
過去も未来も全部忘れて
星達との会話を楽しめます。

もう十分、休めたかな。
あなたにはたくさん助けられたね。

また星を見るようになったよ。

今夜もまた、
こうやって、静かに星を見ていると、
明日の自分が見えてきます。

心の準備が出来たかな?
出発の準備が出来たかな?

長かったね。
でも、それで良いんだ。
ゆっくり、ゆっくり、進むんだ。

生きるってのはね、
時間がかかる事なんだ。

 

2015年5月19日

この公園にはベンチがあってね、
ここに座って眺める夕日が好きなんだ。

夜には星が輝き、
小川のせせらぎのはるか上空には天の川が現れる。

そんな時には立ちあがって両手を広げ、
星たちを両手いっぱいに集めよう。

ほら、さそり座が見えてきた。
今年もそろそろ天の川が見えてくる頃。

七夕の頃にはきっと
奇麗な天の川を見られるだろう。

はくちょうが舞い始める頃、
雄大な天の川を見られるだろう。

そして、天の川に負けない輝きを
僕らの心に咲かせよう。

2015年5月12日

喜びも、寂しさも、
何もない世界から帰ってきました。

だから、生きているだけで幸せだった。

誰もいなくても寂しくない。
何も無くても悲しくない。
何を言われても悔しくない。

全てを受け入れることができ、
心はいつも満たされていて、
感情の起伏のない、
これ以上ない幸せを感じて生きていました。

だけど、誕生日におめでとうと言ってくれた人がいた。
私に写真を撮ろうと誘ってくれた人がいた。
私の絵や写真を喜んでくれる人がいた。

その一つ一つが嬉しくて、
でも、嬉しさを受け止められなくて、
受け止める事が怖くて、
少しずつ、少しずつ、逃げてきた。

もうこれ以上逃げる事ができません。
私は周りの人に恵まれた。

そして、もし、こんな嬉しさが無ければ
今感じている寂しさも気付かなかったかもしれない。

嬉しさを感じることで
自分の心が戻ってきている感じがする。

今夜は寂しいな。
あの子に会いたいな。

こうやって心は元気になって行くんだね。

また、写真を撮りに行ってくるよ。
今度星が見える夜には
天の川が見えるだろう。

また、みんなで星空の旅に出よう。

僕が連れてってあげるよ。

僕をこの世界に呼び戻してくれたお礼に。。。☆

2015年5月11日

ブレない人を尊敬してしまいます。
でも、多分そういう人って、
今まで羽目外したり色々な失敗をしてきたのだと思う。

強い人って、尊敬してしまいます。
でも、そう。多分そういう人って、
辛い経験や悲しい過去をたくさん持っているのかもしれません。

体には光が当たるから影が出来る。
でも、心には、影があるから輝けるのかもしれません。

自分らしく生きるってどういう事だろうね。
好きな事をするのとは違う。
自分の理想の人間になる事とも違う。

まだ答えは見つけられないけれど、
多分、自分に素直に生きられるかって事かもしれません。

ここに帰ると、
星の下に戻ってくると、
少しの間だけ本当の自分に戻る事が出来るんです。

2015年5月1日

輝いている人たちは
土の近くに生きていると思う。

どろくさく、人間臭く、努力を重ね、
アスファルトのタンポポのように強い根を張り、
その根を誰にも見せずに生きていく。

いつも思っていたのだけれど、
今日も無事に目が覚めて、
ご飯を美味しく食べることができ、
ひとりで町を歩けるようにもなりました。

そのひとつひとつが幸せです。

命があれば、他には何もいりません。
無理をせず、すべてを受け入れて、
流れに任せて生きていく。

でもそうやって、現状に満足していては
自分の成長は止まってしまいます。

頑張っても良いの?
浴を出しても良いの?

そのバランスが分からなかった。

星は何も話さない。
ただ、ただ、ぼくらの話を聞いてくれる。
この3年間、星たちが話を聞いてくれたよ。
だからぼくは帰ってこられた。

でも、夕日はぼくに語りかけるんだ。
もっと・・・・・しろと。

肝心なところがずっと聞こえずにいた。

その言葉を探し続けて何年経ったかな。

昨日、やっと聞こえたよ。

自分を信じれば良いんだね。
自分らしく生きれば良いんだね。
自分を好きになっても良いんだね。

夕日がぼくに教えてくれたよ。

もっと、自分らしくいきろ、と。

ぼくもタンポポのようになれるかな。。。☆

2015年4月16日

雨の公園は静かです。

桜の花もひと休み。

雨の音って、
どう表現したらいいのかな?

ぽつぽつと傘にあたる雫の音、
木の下に入るとその音は遠くなり、
時々水たまりの音だけがピチャっと近くに聞こえます。

ぽつん。ぽつぽつ。
傘に降りた雫の玉は桜の枝の落し物。

雨の公園はにぎやかですね。

2015年4月11日

夜が明けたみたいだね。
おひさまが出てきたよ。

太陽の光はね、
ぼくらの所までまっすぐ届くんだって。

太陽から出た光が
宇宙を通って地球に届き、
ぼくらの所にまっすぐ届くんだ。

だから、ぼくが見ている光と
君が見ている光は
違う光なんだって。

君にはどんな光が見えている?
誰も見たことの無い、もう二度と見ることの出来ない
君だけの光。

君が見ている色、
君が見ている風、
君が見ている人の優しさ、
ぼくも見てみたいな。。。

2015年4月8日

雨が桜を散らしてゆきます。

風が桜をさらってゆきます。

ぼくにはどうすることも出来ないの?

雨が降ると、外を歩きたくなるんだ。
だって、傘を差すことが出来るから。

傘で自分の顔を隠して歩くことが出来るから。

雨が滴る傘の向こうで
小さな桜がひらり、ひらり、、

とても静かで、
すこし寂しく、
雨の日しか見られない、
優しい時間。

雨が桜を散らしてゆきます。

風が桜をさらってゆきます。

でも、桜が雨を、
優しい時間に変えてくれます。

2015年4月6日

この桜はね、
あの強風に耐えたんだ。

冷たい雨にも耐えたんだ。

力強く、頑張った。

でもね、あと3日もすれば、
みんな順番に散っていく。

優しい風で
散っていく。

悲しいけれど
地面に落ちた花びらは
町にピンクの舞台を作る。

そこを歩く人たちは
自分では気付いていないけど、
まるでピンクの野原をあるいているみたいに
遠くからは見えるんだ。

音もなく走りだす写真と言葉の定期便、星鉄深夜便。
今夜もスタートです。

あなたが今歩いている姿は
きっと誰かが見ています。

その人にはもしかしたら
ピンクの舞台が見えているかもしれません。

その人にはもしかしたら
頑張るあなたが見えているかもしれません。

きっと誰かが見ているよ。
きっと誰かが応援しているよ。

2015年4月4日

最初に咲いた花は
最初に散ってしまうのかな。

みんな咲いたその時も、
ここであなたを見つけられるかな。

深夜0時を周り花や小鳥も寝静まる頃
音もなく始まる写真と言葉の定期便。

星鉄深夜便。
今夜もスタートです。

君はどうして最初に咲いたの?
ぼくに見つけて欲しかったから?
朝日が気持ちよかったから?

それとも、会いたい人が、いるのかな。。。

2015年4月3日

最近は雑草魂、忘れてる。
最近はハングリー精神、忘れてる。

流れに身を任せ、
行きたい方向に少しだけ進んでみる。

出来ない事は素直に受け入れて、
失敗しても次の方法を考えて、
悔しがる事もなく
焦る事もなく
ただただ今に満足している。

こんなので良いのかな。
もっと、頑張らなくて良いのかな。

もっと、戦わなくて良いのかな。

夕日が語りかけてくる。
もっと、・・・・・しろ、と。

肝心なところが
まだ聞こえないんだ。

2015年3月27日

ここから見る夕日が好きで、
時々こうして歩くんだ。

背の高くなった子供たちの影が
ひとつ、またひとつと消えていく。

さっきまでいた犬の散歩のおじさんも
どこかへ行ってしまったみたい。

みんなどうして帰っちゃうの。
夕日がこんなに綺麗なのに。

日が沈み、星達が輝きだす頃
音もなく走り出す写真と言葉の定期便。

星鉄深夜便。
今夜もスタートです。

夕日を見ているとね、
言葉を忘れてしまうんだ。

だんだん寂しくなってきて
誰かに会いたくなってくる。

だけどそのあと、少し元気になってきて
もう少しがんばってみようって思うんだ。

そのとき、おうちに帰るんだ。

2015年3月26日

この先に何があるのか
僕は知らない。

明日何が起きるのか
僕には分からない。

なぜそんなに頑張るのか
聞かれても答えは見つけられない。

森の茂みに露が下り、空に星が昇る頃、
音もなく走り出す写真と言葉の定期便。

星鉄深夜便。
今夜もスタートです。

森の木々たちは語りかけてきます。

木を上るツタの葉も
地面に茂るシダや苔たちも
何か目的を持って生きているように思う。

その答えはまだ見つからないけれど
木の周りに集まって、
土の水を吸い上げて
鳥や虫たちを呼んでいる。

こうやって森が出来ていくのかな。

みんな、自分のために頑張っているようで、
本当は森を作るために頑張っているのかな。

僕らが汚した水や空気を綺麗にするために。。。

2015年3月25日

太陽の光がやっと届くこの場所で
僕は暮らすと決めたんだ。

鳥達は僕の手の届かない所で遊んでる。
虫達は大きな木の幹に集まって
喧嘩しながら樹液を吸ってる。

僕はまだ何もできないけれど
いつかみんなのように大きくなって
鳥や虫達と遊ぶんだ。

森の木々が星空を見上げる頃
音もなく走り出す写真と言葉の定期便。

星鉄深夜便。

今日のお客様は森で見つけた小さな命。
みんな最初は小さかったんだね。

みんな最初は何も出来なかったんだ。

そしてみんな、大きくなっても、
一人では生きていけないんだ。

2015年3月24日

私を撮ってと言うものだから
僕はカメラを向けるのだけど、
どうしても上手く撮ってあげられない。

悔しいな。申し訳ないな。
また逃げられちゃった。

あなたの一番綺麗な横顔、
まだ見つけられてない。

想いが足りないのかな。
優しさが足りないのかな。

また行っちゃうんだね。
いつかちゃんと向き合いたいな。

春の花たちが寝静まる頃
音もなく走り出す写真と言葉の定期便。

星鉄深夜便。

撮りたいイメージはあるのだけれど
なかなかその場に出会えません。

もしかしたらイメージを作るからいけないのかな。
星を見ていたあの頃のように
無心に撮ってたあの星のように
花に心をゆだねる方が良いのかな。。。

2015年3月23日

転がる石に苔はむさず、
そして動かない倒木は
新しい命を宿します。

あなたはどちらのタイプが好きですか?

空に星が輝きだす頃
音もなく走り出す写真と言葉の定期便。

星鉄深夜便。
今夜も出発です。

森へ入ると木漏れ日の中に
新しい命を見つける事が出来ます。

森へ入ると木々の隙間に
小鳥のさえずりがこだまします。

木々は根元に別の植物を育て、
枝には小鳥たちの遊び場を作り
そして森の水を奇麗にします。

木をたいせつにしよう。
山をたいせつにしよう。

彼らは何も話さないけれど、
こうやって生きるんだよって、
教えてくれているように思うのです。

2015年3月21日

「今夜は星が綺麗だね。」

いつも無邪気な君が言う。


君はあの星の事を考えているだろう。

君は思いもしないだろうけれど
僕は君の事を考えてる

僕も星を見てみようかな。

君は今、どの星を見ているの?

「あ、流れ星」
僕らは同時につぶやいた。

小さな流星だったけど、
ぼくら、同じ星を見たんだね。

深夜0時を回り、花や虫たちが眠る頃
音も無く走り出す写真と言葉の定期便。

星鉄深夜便☆

あなたは流れ星に願いをかけることが出来ましたか?

2015年1月22日

謙虚さを忘れずにいよう。
でも卑屈にならないように気をつけよう。

強気に振舞う必要は無いけれど
自分の気を強く持とう。

欲を言うのはよくないけれど
向上心は持ち続けよう。

このバランスが難しくてね。
ずっと悩んでいたけれど、
少しずつ道が見えて来た。

欲と目標は違うんだね。
自分を信じる強さは誰も傷つけない。

私は今、生きてるだけで幸せです。
自分の物は何もいりません。
だけど、やりたいことが見えてきた。

人生は一度だけ?
いいえ、何度でもやり直せる☆
自分に準備が出来たとき、第二、第三の人生が始まります

ゆっくりと、時間をかけて
少しずつ、少しずつ、大きくなろう。

2015年1月12日

自分の力を信じる事が出来た時、
心に大きな力が湧いてくる。

自分の事を好きになれた時、
新しい未来が開けてくる。

自分の事を許せた時、
誰かの事を許せるようになる。

自分の過去を許してあげよう。
自分の過去を愛してあげよう。

たくさんの経験が僕たちを
新しい未来に連れて行ってくれる。

深夜0時を回り、雪の積もる音さえ聞こえてきそうな静かな夜。
音もなく始まる写真と言葉の不定期便。
星の停車駅Ⅱ『星鉄深夜便』
たいへんお待たせいたしました。

新しい世界への扉は自分の中にあるんだね。
どこを探しても見つからないと思っていたら、
自分の心の中にあったんだね。

心の準備が出来た時、
扉は自然と見えてくる。

自分に力が備わった時、
その扉を開ける事が出来る。

それまで時間をかけて、
ゆっくり生きていければ良い。

扉は逃げないよ。
未来は必ずやってくる。

2014年12月17日

毎日の忙しさに
つい、自分の居場所を見失いそうになる。

ふと気がつくと
一番大切なものは何か、
それを教えてくれたのは
いつもそばにいてくれたあなたでした。

今までずっと目に入っていたはずなのに、
ずっと僕を見ていてくれたはずなのに、
僕はあなたに気が付かなかった。

人生なんて、そんなものかもね。

みんな、あとになって気付くんだ。

目を閉じて、
さっきまで見ていたものを思い出してみよう。

自分には何が見えていたのかな?

大切なものを
ちゃんと見れていただろうか。

失ってから気付く前に、
今、そばにいる人をたいせつにしよう。

今、生きている自分をたいせつにしょう。

失ってから、気付く前に。。。☆

2014年12月12日

出会い
感謝
微笑み

この国には奇麗な言葉がたくさんある。

奇麗な言葉を使って生きたいね。
優しい言葉を使って生きたいね。

頑張る。
胸を張って生きる。
夢を持つ。

この国には元気の出る言葉がたくさんある。
あなたに元気を届けたい。

星鉄深夜便、
今夜も星と鉄道写真で静かに発車致します。

悲しみを乗り越える
寂しさを口に出さない。
辛い過去を忘れない。

この国には強くなれる言葉がたくさんある。