太陽の光がやっと届くこの場所で
僕は暮らすと決めたんだ。
鳥達は僕の手の届かない所で遊んでる。
虫達は大きな木の幹に集まって
喧嘩しながら樹液を吸ってる。
僕はまだ何もできないけれど
いつかみんなのように大きくなって
鳥や虫達と遊ぶんだ。
森の木々が星空を見上げる頃
音もなく走り出す写真と言葉の定期便。
星鉄深夜便。
今日のお客様は森で見つけた小さな命。
みんな最初は小さかったんだね。
みんな最初は何も出来なかったんだ。
そしてみんな、大きくなっても、
一人では生きていけないんだ。