2014年12月3日

この公園に来る人たちはね、
みんな星を見に来るんだ。

大好きな人と二人で来る人もいる。
愛する子供たちと来る人もいる。
そして、ひとりで来る人もいる。

泣いてる人もいるだろう。
幸せな人もいるだろう。

みんなそれぞれ色んな思いで星を見てる。

ここではね、背中に背負った色んなものを
少しの間だけ下ろすことが出来るんだ。

ベンチに座り、芝に寝転び、
ゆっくり、静かな時間が過ぎるとね、
少しだけ荷物が軽く感じられるようになる。

そしてまた、自分のウチに帰って行くんだ。

「またおいで。いつでも待ってる。」

そんな星達の声、みんなに届いたかな。。。☆

深夜0時を回り鳥や虫達が眠る頃
静かに始まる写真と言葉の不定期便。

星の停車駅Ⅱ『星鉄深夜便』

まもなく発車いたします。

今夜あなたの街で、星は見えますか?