当店には、ハウスメーカーや工務店からも注文が入ります。
ご家族か知人へのプレゼントかと思ったら、住宅引き渡しの際に施工主様へ贈る新築祝いだそうです。
私が10歳の時、父が家を建てました。
当時借家に住んでいた私たちは、近所に建つ将来の我が家を毎日見に行っていました。
今日は柱が立った。
今日は壁が出来た。
今日は家の中に入って少しだけ見せてもらった。
そんな日々を覚えています。
そして新しい家に引っ越すとき、工務店からのお祝いとして工務店の名前が入った時計を頂きました。
その時計は35年経った今でも我が家のリビングで時を刻み続け、毎日みんなが必ず見る場所になっています。
しかしハウスメーカー(オーダーを下さるお客様)によりますと、現在は引き渡しの際の新築祝いに時計を贈ることは少ないそうです。
理由は様々ですが、住宅のスタイルの変化が大きいそうです。
昭和の頃はどの家も同じタイプで、時計のデザインにこだわる人も少なかったそう。
しかし時計やインテリアなどは施主様がご自身の好みで準備するのが良いそうです。
趣味に合わない時計を貰ってもちょっと困るという事でしょうか。
なるほど、言われると自分も同じ気持ちになるかもしれません。
そこで工務店側もプレゼントには工夫をされているのだそうです。
施主様の趣味で作れる記念品
当店のグッズは写真で作るオーダーメイドです。
施工主様がペットを飼っている場合はペットのオーダーグッズが喜ばれるでしょう。
ペットリフォームの需要も多いそうで、ペットの写真での注文が一番多いです。
旦那様が車好きだったり、キャンピングカーを持っていて家族でキャンプをされるという施主様には、車の写真でご注文頂きます。
車好きの人は大きなガレージを建てる人もいますし、ガレージから自宅の勝手口へ繋がる通路(ウォークインガレージ?)を作る人もいます。
こんな施主様には愛車オーダーグッズをプレゼントしてあげるのだそうです。
こんな例もあります。引っ越しを機に愛車を売ってファミリーカーに乗り換えるという人には、売ってしまった愛車の思い出の記念品を作ってあげるのだそうです。
観葉植物の罠
実は私も人生再スタートを切った身です。
その時に観葉植物をプレゼントしてあげると言われ、どれが良いかと聞かれました。
観葉植物と言えば新築祝いの定番です。
しかし時にはこの観葉植物がダメな場合もあるのです。
それはペットを飼っている場合。
我が家には猫がいます。
猫にとって観葉植物は猛毒であることが多いです。
しかも猫は整腸のために猫草(猫用の毒の無い草)を食べます。
猫草と間違えて観葉植物を食べてしまう可能性があるのです。
ペットの死をきっかけに家をリフォーム
ペットの死をきっかけに新築やリフォームをされる場合もあります。
我が家も猫がいなくなったらリフォームをして床や壁を張り替えたいと思います。
ペットを亡くした後の新築やリフォームをされた施主様に、亡くなったペットのオーダーグッズをプレゼントした時の反応は涙なしでは語れません。
こんなタイミングでうちの子に会えた。
新しい家に、これからも一緒に暮らせる。
新築の嬉しさと、亡きペットとの再会の喜びが重なり、家族皆さんが泣いて喜ばれるようです。
施主様が喜ぶポイント!
新しい家での生活が始まると、家具や生活雑貨も買い替えたりして少しずつ物が増えて行きますよね。
ペットの為に新しい食器を買ったりキャットタワーを設置したりするかもしれません。
このように飼い主はペットのためにはお金をかけますが、自分用の物には案外ペットと引き離して考えてしまいます。
そんな人にペットのオリジナルデザインの物をプレゼントしてあげるのです。
飼い主は自分のペットの話をするのが大好き。
新築で嬉しい気持ちになっている所に、更にペットの関連の物をプレゼントされるので二重の喜びがあるのです☆